すべての手記 福岡の祭

舁き山笠では「動」を楽しむ。

山笠は2通りの楽しみがある。

一つ目は 飾り山のダイナミックな美しさを見て楽しみ。「静」の堪能

二つ目は 舁き山笠の勇壮な走りを楽しむ。「動」の堪能

そして今 7月1日から9日の間は、
静をたのしむ期間と一般的にされていて すでに何個かの飾り山を紹介した。

でも一方で気になる 動の主役、舁き山笠の今の様子を
何個か今日 見ることができたので
紹介することにした。


スポンサーリンク





スポンサーリンク




一番山 東流の舁き山笠

飾り山笠は 先に述べたように すでに完全公開になっているが
舁き山笠の完成は遅れることが一般的だ。
でも今日ぐらいはお目見えしているものもあるのでは。

まずは 今年一番山笠となる東流から見ていこう。
地下鉄 呉服町駅の入り口前に 大博通りに大きく面して
立っている。ビルとのコントラストが鮮やかだ。

higashi

大博通り呉服町交差点に悠然と控える舁き山笠は東流。この通り1,5kmほど先が博多駅になる

この舁き山笠の東流は
先日 紹介した清道旗を 管理している流でもある。

表側に近づいてみると

若武者応破波濤(わかむしゃまさにはとうをやぶるべし)

若武者応破波濤(わかむしゃまさにはとうをやぶるべし)眼光、剣先ともに鋭い。

題目 若武者応破波濤(わかむしゃまさにはとうをやぶるべし)
人形師 白水 永章さん

題目の解説が舁き山の左側にあった

題目の解説が舁き山の左側にあった

東流 飾り山の麓の様子

東流 飾り山の麓の様子。

舁き山笠の重さは約1トン
舁き山は流の数と同じく7つしかない。
(走る飾り山は昔をしのぶ例外的なものだ。)
東流はさすがに一番山笠だけあって早くから準備にぬかりない。

ちなみに 後ろ側(見送り)にまわってみよう。

一番山笠 東流舁き山笠見送り

一番山笠 東流舁き山笠見送り

飾り山のように大きくないので
見送りに別のテーマの飾り付けなどはない。

恵比寿流の舁き山笠


つづいて恵比寿流の舁き山の場所へ向かう
大博通りをそのまま北上して
福岡都市高速道路環状線入り口に向けて明治通りを右折すると
200mほどあるけば すぐに見つけることができた。

やはり 魅せる飾り山と違い 実を重視する舁き山は
より身近に感じられる。こちらも1トン以上ありそうだ。

その迫力を見てもらいたい!

恵比寿流の舁き山笠

恵比寿流の舁き山笠。天井の恵比寿の文字の躍動感が凄い。

恵比寿流 舁き山笠
題目 神光普照三千界(じんこうあまねくてらすさんぜんかい)
人形師  亀田 均さん はこちらでも引く手あまただ。

念のため見送りも

恵比寿流の舁き山 見送り

恵比寿流の舁き山 見送り

理由は言われなかったが 撮影はあまり勧められなかったので
舁き山笠の見送りを しげしげと見ること自体が邪道なのかもしれない。
一つの作品の見送りには別の題目設けられていない。

それから 明治通りを
天神側に向かい大博通りの交差点の次の角を左手に曲がると
西流の舁き山だ。

西流の舁き山笠の定位置

西流の舁き山笠の定位置

と思ったら、
残念。 舁き山笠はまだ無かった。別の場所で準備中なのだろう。
この矢倉の側にはご覧のようにテントが連なっている

明治通り沿いに白いテントが連なり紅白の幕が張られている

明治通り沿いに白いテントが連なり紅白の幕が張られている

テントの幕の前に関係者以外立ち入り禁止の文字が

テントの幕前に関係者以外立ち入り禁止の文字が

ひょっとしたら この中で台座の一部が作られているのかも知れない。

気を取り直して すぐそば土居通りにある土居流舁き山へと
向かうことにした。
明治通りを歩いていると

オフィス街にも大小様々なサイズの博多提灯が

オフィス街にも大小様々なサイズの博多提灯が

いろいろな大きさの提灯が街中に下がっている。
この提灯も職人さんによるもの 墨で流名などを手書きでかいている。
この提灯づくりのピークは7月上旬。祭り期間中までつづくそうだ。

土居流舁き山笠準備中の様子

土居流舁き山笠準備中の様子

残念。
こちらは 囲みの部分も整備中だ、
この部分は鉄の足場が組まれていて
電動ドライバーらしき音がしていた。
舁き山を収める矢倉の屋台骨くらいは、さすがに金属のネジが使われるのだろうか。

動の舁き山笠が街へ本格的に登場するのは7月の10日から
なので 準備もそれにあわせて各流のスケジュールで進んでいる模様だ。

今年一番山笠の東流は いち早く準備万端といったところだった。

舁き山笠まとめ


舁き山笠とは

  • 飾り山と違い担いで 街を疾走し 追い山でそのタイムを競う
  • 飾り山は魅せるもので静。舁き山は走る動。という位置づけになる
  • 実際に舁く(担ぐ)ためシンプルな作りになるが 重さは約1トンとなる
  • 舁き山にも台座に人形師がつくった人形が飾り付けられ芸術性もある
  • 舁き山は舁き棒もふくめて麻縄を締め上げて栓とくさびで組み立てられている
  • 7つの流(自治組織・地域)でそれぞれに趣向を凝らし造られる
  • 飾り山は博多や天神の街の処々に作られて、人々を魅了するが、舁き山は7つの流に1つづつで原則7つしか存在しない
  • 東流、恵比寿流の舁き山笠は7月5日でも見ることができた
  • 西流、土居流準備中(7月5日時点)
スポンサーリンク

-すべての手記, 福岡の祭
-

Copyright© 福岡生活おもてなし手記 【博多おもて帖】 , 2019 All Rights Reserved.