すべての手記 福岡の祭

お汐井取りは まるで戦国の合戦だ

昨日 夕方お汐井取りを 見に行った。
そのレポートを書く予定は無かったのだが、

あまりにもスケールが大きくてその感動を記事にすることにした。

お汐井取りは、単体の祭でも通用する荘厳な行事

お汐井取りと聞くとイメージ的には、
しっとりと 男衆達が祭前に身を清めに行く儀式と認識している人が多いはず。

静かに、しめやかに そっと執り行われる。
躍動する舁き山笠とは対照的に。
私もそう認識していた。

でもどうだろう
「おっしょい」「おっしょい」という無数の掛け声が ビルの壁に
低く垂れ込めた曇天のそらに共振して 地鳴りの様に聞こえてくるのである。」

するとどうだ

 法被と締め込み姿の軍勢が...

法被と締め込み姿の軍勢が... 交差点に。

締め込みと法被姿の巨大な軍勢が
次から 次に蟻の大群のように 辻から沸いてきたのだ。

飾り山の方向に永遠に連なり大合唱

飾り山の方向に永遠に連なり「おっしょいの」大合唱

それは そびえ立つ飾り山を通過して
永遠に続いているかに見える。


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博多の街で山びこを体験できる!?

それに 遠くから他の流の軍勢と思われる掛け声が
わき上がり、空の上で 混ざり合い。
「おっしょい」の声が、山びこのようにこだましているのだ。

圧巻の大音声。生の「おっしょい」

こんな音を 経験した人はいるだろうか?
祭で大きな音といえば 、花火などが連想されるが
それとは 全く違う大音声なわけである。

戦国時代の軍勢同士の合戦のシーンを映画で見ることがあるが
あの音の臨場感をで、体験できると言っても言い過ぎではないだろう。

石堂橋から出陣を待つ流の軍勢

ここがお汐井取りの出発地点の石堂橋
現在の御笠川に架かるこの橋がスタート地点だ。

大黒流が待機している。

大黒流が スタート地点の石堂橋で待機している。

約5分おきに 祭りの世話役の方や地元警察管の交通整備により、

行事レベルをの域を超える あまりにも多い男衆と子供達

郡勢が大きすぎる為 スタート地点の道幅からだけでは
キャパをこなせないのだろう。

横の辻から大群が合流してきた。

横の辻から大群が合流してきた。

横の辻から さらに加勢してくる人の群れがある。
何百、何千いやいやもっと その数に圧倒されてしまう。

信号が青になると、
「おっしょい」「おっしょい」で
若いリーダー格の男衆が、勢いよく先陣を切って飛び出してくると、
信号待ちの先頭の車の前にさっと立ち。

そして、その車の運転手と後続の車にに深くお辞儀をする。

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交通整理する警察管の横で大きく手を広げた後 お辞儀する流の男衆

これは見ていて気持ちいい。
祭が市民の普段の生活と共にある博多ならではの光景だ。

これは 先ほど車を制していた男衆は、
自分の流がある程度進むと、

後から 続いて駆け込んでくる同じ流の男衆と、素早く
役目を交代して 元の列の集団へ走って戻っていった。

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このお汐井取りは箱崎浜まで約3キロのコースを
約30分程掛かけて前進して行く。
小走りといっても スタート地点はみんな生きが良く、
スピードは速い。

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折り返して全行程で10kmもの距離を 車を交通止めにすることなく
一般車道を小走りで練り歩く。すれ違う車も現実離れした光景と
人を避けるのとで落ち着かないだろう。

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筥崎浜には取材のカメラマンと見物人で混雑するが、
石堂橋のポイントはイベントの出発地点で尚かつ絶景にもかかわらず
意外にも見物客は少ない。

地元の商店街の人達ぐらいしか見ていない感じなのだ。
すごい穴場だと思う。

いよいよ山が動きだす。すべての準備は整った。

最後に この迫力あるお汐井取りのまとめをしておこう

博多祇園山笠お汐井取り まとめ


  • お汐井取りの「おしおい」とは「海の砂」のことで 祭の安全、成功の為に身を清めること
  • お汐井取りは一つの祭に匹敵するスケールの行事
  • 箱崎浜では博多湾に向かって柏手をうって
    「おしおい」をとり その一部は笹の小箱(てぼ)に入れて持ち帰る
  • その後 近くの箱崎神社、さらに櫛田神社までお祈りをして締めくくる形となる
  • お汐井取りの日程は7月9日
  • 石堂橋出発17:30分 7つの流が順次約5分おきにスタートする
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