すべての手記 福岡の祭

追い山ならし をライブで楽しめ

今日は、追い山ならしだ。
当初は 直前にチェックした承天寺の 正門前にドカッと陣取って
なるべく多くの流の様子と、
昨日との変化を楽しみ尽くそうと考えていた。

しかし 直前になって 少しでも、
多くのスポットでの山の様子を伝えたいと心境が変化した。

そして かつて歩いた櫛田神社〜承天寺コースを移動しながら見ることにした。

予定を直前に変えたので、櫛田入り間に合うかどうか。
櫛田神社は 承天寺よりは博多駅から500mぐらい遠いのだ。

博多駅口から キャナルシティ方面へへ向かい。
キャナルシティの中は通らずに 櫛田神社へ真っ直ぐと早足で歩いていく。
なんと ペットボトルのお茶を買って
国体道路にでると、

大勢の人だかりで焼き肉屋の大東園のT字路一帯は熱気ムンムン。

テレビカメラが大きな足場を組んで
櫛田神社 清道前の画像を狙っている。

もっと奥に入って清道入りを目前で見たかったが
混んでいて とてもそこまで辿り着くことができない。

カメラマンは昨日よりも桁違いに多く、脚立を使って撮っている人が沢山いる。
かなり見づらい状態だ。


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一番山笠 東流櫛田入り

見物ポジションを 考えていると
ざわめきを制するかのように「開始 3分前」の放送がはいる。

東流は櫛田神社でスタンバイしている

東流は櫛田神社でスタンバイしている

カメラマン達が一斉に撮影姿勢をただす。

あっというまに 出発の号令。
「ヤァー」で一気に山が動きだした。
一番山笠 東流だ。すごい 揉みくちゃになって シャッターを押すことができなかっだ。
タイムを発表するアナウンスも はっきり聞き取ることができない。
それから しばらくは、写真を撮ることができないぐらいの混雑と熱気になる。

二番山笠 中州流 国体道路に鯉が踊る

あっという間に 二番流の中州流の出番だ。
流舁きでもみている あの山がこちらに現れるのか?

中州流の怪童が見えてくる

中州流の怪童が見えてくる

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鯉が人の波を見事に跳ねている。

10代後半ぐらいの数人の男子グループが
この魚が躍動する姿を見て笑っていた。
ちょっと可愛い感じが 他の方にも伝わったのだろうか。

三番山笠 西流は子供達が元気

ここで、混雑するこの場所を諦め
先回りして国体道路側を祇園の交差点側に歩いて行く。
すると

国体道路を先走りの子供達が走る。

国体道路を先走りの子供達が走る。

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うまい具合に三番山笠 西流に遭遇することができた。
元気よく子供達は招き板を持って目の前を過ぎていく。

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その後から 西流の舁き山が見えてきた。

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弁慶仁王立 人形師今井洋之さんが手掛けた舁き山だ。

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四番山笠 千代流

山は凄いスピードで駆け抜けていく。

先の東流か西流だったか 勢いがつきすぎて 前のめりに突っ込んで行くような感じがあった。その時 山を舁く男衆の何人かの足が地面から浮いていたような感じがしたのだ。

気がつくと千代流がすぐ背後に迫っていた。

nara037

千代流は祇園の交差点を派手にターンして 清道旗へと向かっていく。

東長寺の清道旗が見える

東長寺の清道旗が見える

舁き山達を追いかける様に
祇園交差点を渡り、承天寺の清道へ向かって見よう。

追い山ならしの承天寺前

承天寺前をのぞいてみると こんな感じだ。

追い山ならし の承天寺前の様子

追い山ならし の承天寺前の様子

前日の静寂がうその様だ。
休む暇無く すぐに 「オイッサ」「オイッサ」の掛け声が迫ってきたぞ。
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五番山笠 恵比寿流は、疾風怒濤。

五番山笠の恵比寿流だ。舁き山の標題は改めて神光普照三千界。
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この息づかいが凄かった。舁き山の前方にダッシュして
「次、 三いくぞぉ」と指を3本立てて
サインプレイのようなフォーメーションチェンジか。

猛然と山に飛び込み入れ替わる。スポーツの団体競技と格闘技を同時に見ているようだ。

魂の舁き手達。息づかいが迫力満点

真剣!魂の舁き手達。息づかいも迫力満点だ。

祭を見せているというアトラクション感覚は、この瞬間に 微塵も無かった。
このスリルと真剣さこそ この山笠が770年も続いた理由ではと考えさせられた。

さらには 清道旗へと路地裏から回り込んで見よう。

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回り込むとこんな感じだ。

承天寺前の清道旗と和尚様

承天寺前の清道旗と和尚様

昨日見た清道旗の前には 承天寺の和尚さまが、壇上に座られているではないか。
ありがたき幸せだ。

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承天寺の法被を着た女性が、遠くに山が現れるのを今や遅しと
待ち構えている。

清道旗を回る男衆に清水(勢水 きおいみず)を掛けられているみたいだ。

六番山笠 土居流

すると 来た来た。きた。舁き山笠 標題は、福之神招來。

東長寺 清道旗とお寺の住職

清道旗と承天寺の住職

住職の前を舁き山笠が通過しようとしている。
さあ見せ場だ。

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清道はたの前で急ターンをきる、舁き手の技術と体力が必要な見せ場だ。
両側からは清水が大量に掛けられる。

承天寺の清水はまさに、山笠の起源そのもの。
ありがたい勢水だ。

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すると 子供たちの先走りと男衆がやってきた。
そして 承天寺の老師の前で深々と拝礼、右端の子供のお辞儀が一番深かった。

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これでもか と清水が飛んでくる。それでも はしゃぐ子供はいない。

七番山笠 大黒流。しめに相応しい走り

清水をまともに浴びひるむ子供達。
招き板を見ると七番山笠の先走りなのが確認できる。

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清水は観客にもかかることがある。山笠観戦は濡れてもいい服装で望もう。

素早い動きで 清水もなんのその 元気よく走り出した。

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七番山笠 大黒流 鎧心肝 勇ましいたたずまいの山だ。
大黒流は先日の下見のときから 何か思い入れがある。

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この 承天寺の清道を走る
大黒流を見ることができるとは思わなかったので感慨無量だ。

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住職の前で清道旗を回る大黒流

大黒流と住職を一緒の画角に収めさせていただいた。
力感溢れる素晴らしいはしりだ。

これで承天寺の本日の追い山ならしは終了となった分けだが、

冷静に考えてみると なんと7流のすべての山舁きをみることが出来たのだ。
これは 想定外で、当初は どこかで、2〜3つ程の流が見れれば
ラッキーと考えて 見物に望んでいたからだ。本当についている。


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追い山ならし お勧め見物コース まとめ

いろいろな見物の仕方があると思うが、おすすめのコースを順番に紹介したい。この方法ではゴール地点は見られないが おそらく最短の移動距離で、見せ場の多くを抑えることができると思う。

  • スポット1. 櫛田神社前  国体道路側から櫛田神社入り口をのぞむ場所。この場所だと櫛田入り前の緊張した男衆と山の様子、櫛田入りを終えタイム発表後の沸き返る様子など、一連の流が見ることができる
  • スポット2. 国体道路 祇園交差点手前200mぐらいの場所。ここは見物する人が 比較的少ない。広い国体道路を 軽快に走る山を 余裕で見られる数少ない場所
  • スポット3. 祇園交差点前。ここは東長寺正門前の清道旗が見え、それを折り返す山の姿がすべて見られる。東長寺前は混雑するため こちらのほうが動き易い
  • スポット4. 承天寺正門前。ここも穴場だと思う。最後の3つ目の清道旗がある。山笠の起源の寺のまえでの拝礼は、男衆も身が締まる思いのはず、それをライブで味わえる。

以上だ。このコースを上手くたどれば7つの流 すべての舁き山を、被ること無く 一通りみることができる。体力的に余裕があるのなら ここからゴールに回り込むことも可能だろう。機会があれば 是非 試していただきたい。

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