福岡はアベノミクスの3本の矢「グローバル創業特区」なるものに選ばれている。 アジアの経済活性化の拠点として さらに歩みを進めようとしている。その企画が「天神ビッグバン」だ。
その企画の第一弾がこのシップスガーデン 水上公園シップスガーデン 水上公園ということだ。西中洲の水上公園が これから福岡の観光スポットになろうとしている。
シップスガーデン 水上公園の全貌は?
外観はこんな感じだ。

シップスガーデン 水上公園の正面からの外観
出店店舗はこの2件
1F bills 福岡(ビルズフク )
2F 星期菜 NOODLE&CHINOIS(セイケイツァイヌードルアンドシノワ)
建物は床面積にして200㎡程だろうか。
2階建で、10件ぐらいの出店があるのかと思っていたので、ゆったりした構成で意外だった。
1階は オーストラリアはシドニーよりオールタイムダイニング世界一の朝食のbills 福岡(ビルズフク ) が入っている。
2階は地元 福岡でも予約がとれない店として話題の中華ダイニング星期菜 NOODLE&CHINOIS(セイ・ケイ・ツァイ・ヌードルアンドシノワ) が入っているようだ。
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シップガーデン星期菜(セイ・ケイ・ツァイ)にいこう
まずは、下のフロアーをそろりと散策。
1F bills 福岡(ビルズフク )の入り口は 建物に向かって左手の天神側になる。そちらの方に向かってみると

行列ができている。
行列ができていて 長く待ちそうなので、 今日は2階の星期菜(セイ・ケイ・ツァイ)にうかがうことにした。階段を上っていくと コツコツと音がする。その様子が こんな感じだ。
2階に上がるとひったりした廊下の先にオープン席。テーブルが4人掛けで4つある。
そして 店の中の案内板がある。店内の間取りが明瞭に示してある。やはり2階はこの店1軒のみだ。こういう案内は初めて来る客には地味にありがたい。
店内はきっちりとした直角二等辺三角で、ショートケーキの様な形状であることがわかる。
11時30分オープンとのことで 今は昼過ぎなので問題なし。
それでも 何か少し騒々しい。準備中の様な雰囲気もあるが...
外のスタッフに確認するお客さんもいる。
星期菜の中をのぞいてみると

店の外から店内をのぞくと スッキリした内装
何やらパーティーか取材かで貸し切り?なのだろうか。店の中も慌ただしい感じがあったが、問題なく入店することができた。ここで 注文は 本来なら中華料理なのだろうが、何せ訪問したのは昼食後。いくらなんでも 夕食には早すぎるので、お茶をいただくことにした。
アイスコーヒー432円(税込)と言うことで。メニューをあとから見せていただいたが、アイスコーヒーはメニューに載っていない様だ。今回は特別に開店サービスということなのだろうか。取りあえず一旦 落ち着くことができた。
参考までに メニュー壱ページ目は香港ハイティー¥1,800
弐ページめはこちら
麺料理、飯料理¥900〜¥1,500 プラス¥250で 肉そぼろ入り蒸しご飯が付いたりする。 それにデザートの杏仁豆腐やマンゴープリン、ごま団子、香港風中華菓子などもメニューにある。
すると ワサワサと 集音器などの機材を持った人達が集まってきた。そして地元のタレントさん だろうか?どうやら福岡のテレビ局TNCの「ももち浜ストア」という番組の収録が始まるということだ。
その後 移動を余儀なくされたわけではないのだが、お店の人も打ち合わせが大変そうなので、取り敢えず その場を撤収することにした。

奥は個室席があるようだ。撮影の準備中なのだろうか。
その撤収を前に 店内をゆっくりと見ることができたので紹介しよう。まず胡蝶蘭が席の周りを埋め尽くしている。開店祝いで贈られてきたのだろうか。
川を挟んで向かいには 西鉄インのオープンカフェテラスがよく見える。こちらのほうが涼しいよ と言いたくなった。
楕円の長テーブルの上には 低くつり下げられたダウンライトと その下には複数のオブジェがあり、
テーブルの先は 一面ガラスばりの壁で 45℃の鋭角に尖りながら 明治通り、その先の建物 アクロス福岡に向かっている。その窓に 星期菜の看板が裏側から見える。
店の外にも これでもか、と胡蝶蘭が並んでいる。
まだ 店の一角ではあるが この雰囲気は 今までの福岡になかった感じである。都会にいながらにしてリゾート感に浸れる場所になるだろう。そして、さらに お楽しみがある。
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まさにシップガーデン、船のウッドデッキで風を感じろ
また、この3階の展望ウッドデッキがいい。
この建物自体が船をコンセプトにしたと聞いていたが、こちらに登ってくると ほんとうに船の甲板に出てきた感じがする。四方 川そしてビル群、の解放感をまとめて一気に味わえる。
船の進行方向、先端に当たる部分がこちら
那珂川を河口の方まで望むことができそうだ。そしてその手前の金網には...
それは映画タイタニックのシーンをイメージしたくなるだろう。(笑)
また この棚引く白い帆布は、船の帆に見立てているのだろう。三角の帆が2つ張られているのがおわかり頂けるだろうか。はたはたと心地よい音たててビルの谷間を巨大な帆布が舞っているかのようなスケール感。 まさに爽快である。

強く棚引く帆と その帆柱。
その帆が那珂川から博多湾、その先の玄海灘からの風を大きく孕んで、はげしく揺れている。この風を凌ぐには そうとう頑丈な帆柱が必要だろう。その帆柱の一つがこちらになる。
しかし このデッキ上ではとにかく風が強い。
iPhoneで確認するとこの地点では風速5m南西の風、気温30℃。しかしこのデッキの上は風速10mぐらい吹いているのではないだろうか。地上から5mぐらいの 川の上に立つと風がこんなにも強く舞っているのかと 新鮮な感覚だ。
海が近いのだが決して潮の香りを感じることはなかった。
船の上から街の景色を楽しめ
博多湾から中洲を望む景色がいい。
この景色を かつて だれが想像できただろう。
このシップスガーデンを企画したチームは この視点からの景色を どこまで事前に描けていたのだろうか?素晴らしいアイデアだったと思う。
この玄海灘から那珂川をわたる風を肌に思いっきり感じて のんびりするのもいいだろう。福岡の都会での楽しみがまた一つ生まれた。
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シップスガーデン水上公園 星期菜 (セイ・ケイ・ツァイ)まどめ
- 星期菜は個室もあるので予約して接待などでも利用できる
- 担々麺は特にお勧め
- 昼のランチメニューは安価なセットが用意されているので利用しやすい。
- 星期菜は、セイ・ケイ・ツァイ(せいけいつぁい)と発音しよう
- 店内から川面から眺める景色は別格である
- すいていれば喫茶としても利用できる(応談)
- 座る席で景色が違うので、いろいろな席を試してみよう
- ももち浜ストアからトリビア ミシュランガイド掲載店だ
- シップスガーデンの屋上デッキは風が強いが景色と風を楽しんで欲しい。いつまでもまったりとしている人多数
- 帽子などの着用は飛ばされないよう気をつけよう
私は行ったときははテレビの取材で、店舗が半営業状態だた為だろう。上手い具合にお茶を楽しむことができた。通常は地元の人でも予約無しでは入れないと評判だ。
星期菜 NOODLE&CHINOIS(セイ・ケイ・ツァイ・ヌードルアンドシノワ)
11:30~23:00(ラスト ーダー 22:00)
シップスガーデン 水上公園2F
福岡県福岡市中央区西中洲13
追伸 ももち浜ストア
帰りに3階のデッキから階段を降りていくとテレビの撮影が今にも始まりそうな模様だ。放送はライブではない様子。
撮影をセッティングしている風景のバックには アクロス福岡が見える。このアクロス福岡は壁面がミラーのように光っていて階段状のフォルムをしている。このシップスガーデンの建物が船のイメージで鋭角に尖っているので、アクロス福岡の傾斜したデザインと 上手いことマッチしている。
ミシュランガイドだ!
そこで 本番が始まったようだが レポーターの彼女が唐突に赤い本を差し出す。そうあのミシュランガイド福岡だ。

ジャン!出ました。ミシュランガイド福岡 佐賀
星期菜(セイ・ケイ・ツァイ)を紹介する彼女曰く ミシュランガイド福岡にこの 星期菜は掲載されているらしい。なるほど。

ミシュランガイドを開き掲載記事を読む二人。
最後に西大橋を中洲側に完全に渡りきって、この角度から シップスガーデ 水上公園を振り返って見ると確かに大きな船が川を進んでいるかの様に見える。
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