バス ストップカフェに行ってきた。
このカフェ特徴として、その立地が まず 長距離高速バスの乗り場の目の前にあり、地下鉄博多駅の東6番出口を地上に出て すぐにあるということだ。

地下鉄博多駅 6番出口。 向かって右手は 高速バスの停留所がある。
この階段のすぐ上 左手に その店の存在を示すネオン看板が見える。

博多駅6番出口上に見えるBUS STOP CAFEのネオン看板。
この 東6番出口は地下鉄だけでなくJR博多駅とも直結している。これで 雨の日でも、全く濡れることなくカフェにアクセルできることがおわかりだろう。
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バス ストップカフェに入ると
店の前に立つと 自動ドアに
ペインティングされたメッセージで お出迎えだ。それでは さっそく入ってみよう。中には すぐに 手書きPOPが用意されている。店内は賑やかな雰囲気だ。
この 店の前を 通るたび、いつも気にはなっていたのだが、昼も アルコールを扱うバーのような雰囲気が漂っていて 喫茶では入れないと思っていた。
ところが 最近、この店は 古いバスをイメージした内装で 昼からはコーヒータイムがあるカフェ。
という話を聞き、さっそく立ち寄ってみることにしたのだ。
店内に バスというイメージを 感ることはなかったが、ダクトの様に大きな ダウンライトが2つ。それが店のいいアクセントになっている。
天井が比較的 高く 配管の造作が剥き出しになっていた。
先ほど入店前に見えていたネオン看板の裏側には おおきめのソファー席が、壁際に 向かい合わせに配置してある。
椅子の種類を揃えないのは ニューヨーク・ブルックリン地区で流行の倉庫風カフェスタイルを意識したのだろうか。それから、この写真で
手間のテーブルの上に コンセントの差し込み口を見つけられるだろうか。こちらはお客さん用で パソコンやスマホの充電に自由に使っていいようだ。
釜のような物の中には 炎が炊かれているが、ケーキでも焼くのだろうか...。さっそく 気になるメニューをい見ることにする。
バス ストップカフェのメニューを見てみよう
そのメニューの デザートから
ニューヨークチーズケーキ¥680(左上) キャラメルチーズケーキ¥680(右上) 本日のチーズケーキ¥680(右上から2番目) レイヤーチョコレートケーキ¥680(右上から3番目) ジャーフラッペ¥880(左下)。
午後のコーヒータイムのスイーツメニューになるのだろう。プラス200円で 珈琲か紅茶のセットにできるようだ。
こちらはドリンクメニューになる。
迷わず水出しアイスコーヒーを頼むことにした。
店内に鉄格子のフェンスがあるのはなぜ?
ところで、あちらの 金網のようなフェンスの向こう側が 気になってしょうがない。
フェンスも網状なので風とおしは良く 天井もつながっているので 分煙目的ではなさそうだ。
何だろう。気になる...。
いろいろと 思案しているうちに 水出しアイスコーヒーが到着。
美味しくいただくことにした。暑い日に これは間違いない。
壁にあるのは 写真集?
コーヒーを飲みながら 壁に置かれたものに目がとまった。
これは だれかのアートブックだろうか?
オブシェではなさそうなので 一冊 手に取ってみた。

サマー ボヘミアンズ 発行ブエノ! ブックス 2005年7月20日 発行 第一版第一刷発行
サマー ボヘミアンズ MIYUYUKI SIBATA。
柴田満之氏は
サーフ系のフォトグラファーの第一人者だ。
アメリカのローカルなサーフシーンが 朴訥として語りかけてくる。
この本の最後には、こんなメッセージが 添えられていた。
想い出とは、常に像をはっきりと結ぶことのない、不確かであいまいな断片が浮かんでくるだけのものだ。それが人間の哀しさの本質かもしれない。
気分はあの頃と少しも変わっていない、と言ったらもちろんウソだ。だが再びロマンチックな時代が始まったように感ずる。
引用 写真集「DAZE」より 文:大野 薫氏のコメント
なるほど。バス ストップカフェは、こんなサーフカルチャーからインスパイアされたのだろうか。
わたしはサーフ系のデザインも少し携わったことがあるので この本をセレクトした この店を、より身近に感じることができた。
バス ストップカフェ探訪
それから店内を少し撮影させてもらった。
この什器は カウンターのウッドと統一してあり、手前の笊のような物は 何かの水切り用だろうか。ディナー料理のバリエーションの豊富さを連想させる。
また カウンターがコの字型につながって、その反対側にも またスペースがまだありそうだ。
向こうの壁に 掛けられた多くの絵は、水平を保つことなく無造作に掛けられている。
反対側に移動すると やはり 裏側にもカウンターが半周してあり、そこにもテーブル席が配置されているコーナーがあった。
鉄格子のフェンスの向こうは?
フェンスの向こうに回り込んでみると
こちらは何と、バス待ち専用の喫茶コーナーとのこと! バス ストップラウンジになるらしい。
正面にあるモニターはTV番組を流しているのでなく 高速バスの時刻表だった。
バス ストップラウンジの様子は
バスを待ち時間を 有意義に過ごせ さらには寛いでコーヒーブレイクができる。こんな場所が、 ほぼ知られること無く博多駅前に存在していたことは、ちょっとした驚きだ。
なお ロイヤルバスの公式ホームページから 福岡発のバスを予約申し込みをすると、出発前にバス ストップカフェでコーヒー1杯のサービスがあるとか。
そのサービスを受ける為には、出発時間15分前に このラウンジに到着することが条件となるらしい。
こちらの バス ストップラウンジにも スマホやパソコンを充電する電源供給は充実している。
到着後すぐにパソコンが使えるカウンターががあったり、ノマドスタイルの旅行者には相性がいいだろう。
高速バスを利用した経験があまりないので、大きなリュックを背負った 旅慣れた様子の外国の方が このラウンジへ普通に入ってくる様子が新鮮だ。
このバス ストップラウンジは、バックパッカーなのどの旅行者には 、きっと 知られた場所なのだろう。
このラウンジは 全国各地にあるサービスかと思ったが、実はバス ストップカフェ オリジナルのサービスの様だ。
もちろんバス ストップカフェは、全国でここ1件だけである。
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バス ストップカフェ まとめ
- カジュアルな雰囲気で午後はコーヒーを楽しめる
- 利用時間帯に合わせて メニューが臨機応変にでる
- 毎日 オールタイムで いきたくなる場所「いつもの場所」 を コンセプトにしている
- バス ストップカフェは、福岡のこの店1店舗のみ
- 高速バスの待ち時間が過ごせるバス ストップラウンジを併設
- 福岡発をロイヤルバスエクスプレス公式ホームページから申し込んだ時、1ドリンクサービスあり。 (詳細はロイヤルバスエクスプレス公式ホームページで要確認)
- スマート、パソコンの充電ができる
- パソコンに コンセントから電源供給しながらの作業も可
このバス ストップカフェは 旅行者・高速バス利用者に関わらず、家、職場、あそび、その間をつなぐハブとして使って欲しいとのこと。生活そのものが すでに旅、ということなのだろう。
福岡市博多区博多駅東 1-12-1 サンライフホテル3 [1F]地下鉄博多駅 東6番出口直結
[月-木]11:00-24:00(L.O. 23:30)[金・土]11:00-26:00(L.O. 25:00)[日・祝]11:00-22:00(L.O. 21:30)
参考:ロイヤルバスエクスプレス公式ホームページ
http://www.royalbus.jp
時間にもよるだろうが、夕方前までのコーヒータイムは比較的ゆっくりできる。 旅をする人も、しない人も くつろぎたい人には おすすめの場所だ。
きっと あなたの「いつもの場所」になるだろう。