いつも 何気なく通っている博多座前の風景。今まで気づかなかったが、面白そうなものが目に止まった。
この 店先に 掛けられた提灯をみてほしい。
蔦屋と書いてあり、奥の幟(のぼり)には どうやら博多座蔦屋と書いてあるようだ。
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博多座蔦屋は TUTAYAなのか?
何屋さんか お分かりだろうか? まさか...。あのCD/DVDレンタルのTUTAYAではないだろうか。正面から じっくりと見るとこんな感じだ。
何か あのTUTAYAにしては少し違和感を感じる。これは 本当にあのレンタルのツタヤなのだろうか?
このまま遠くで見てるだけでは その答えを出すことはできなさそうだ。そこで 店に再び 近づいてみる。すると
あの提灯の横に、レンタルTUTAYAで見掛けるロゴマークが描かれてるではないか。間違いない。
博多座 蔦屋の店内は?
この一風変わった この博多座 蔦屋に 早速入店してみることにした。
店内にCDコーナーも1角だけあるのだが、武田鉄矢率いる海援隊のCDが置かれている様だ。それも武田鉄矢 一押し、と言うレベルでは無く ほぼ武田鉄矢のCDのみを販売しているのだ。
なぜ 武田鉄矢なのか?
その理由をお店の人にたずねると
まず、こちらの店 博多座蔦屋では 通常のTUTAYAと違い CD/DVDレンタルは一切しないということ。博多座のコンテンツに関するものに特化したものを販売する店ということだ。
なので、昨日まで 武田鉄矢、中村玉緒、柴田理恵が舞台「梅と桜と木瓜の花」をやっていたので、こういったセレクトに店がなるのだろう。
また 歌舞伎座で公演された舞台関連の物はもちろん、歌舞伎のコーナーがメインにあり、歌舞伎の雑誌から歌舞伎の写真集、エッセイ、文庫本まである。
そして 宝塚歌劇団のコーナー。博多座では宝塚の公演もよく行われているのだ。
その熱狂的なファンで、歌舞伎座周辺が いつもと違う熱気につつまれる時も多い。
また 地元の工芸品店 馬場商店の手作りの湯飲みなども売られていたりする。
その 一つ一つを 丁寧に売られていることが 伝わるだろうか。こちらは

シャーベットやかき氷をあわせるとカラーのグラデーションが涼しげな そば猪口です。と書いてある。
馬場商店の「そば猪口 すすみ」。この様に 一般のCD/DVD屋とも 本屋とも違った、不思議な空間 お店となっていた。
そして 蔦カラーの緑の壁には、こんなサインが。こちらは
武田鉄矢氏のサイン で、
すぐ横の こちらは
1966カルテット。ビートルズをカバーしている日本の女子バンドで、今回の博多座公演の2部で 武田鉄矢氏の海援隊と ゲストで共演していたらしい。
【 #1966カルテット】
先日の博多駅マイングでのライブから、当店にまで遊びに来て頂きました!壁に4人のサインも!
皆さまも出演している博多座 @hakatazatheater 7月公演 梅と桜と木瓜の花は絶賛公演中です! pic.twitter.com/hUa6zFyoqG— TSUTAYA博多座 (@TSUTAYA_F_H) 2016年7月18日
そして さらに
もう一つのサインは?
またレジ横のこちらのサインは と訪ねると 「ナイツさんのです。」
一瞬、宝塚歌劇団のことかと思いきや、「こちらにヤホーって書いてあるんです。」とサインの中の 「蔦屋博多座さんへ」の下の、「ヤホー」の文字を指さしてくれた。
なるほど。 芸人ナイツの塙氏のサインだったのだ。

店内に置かれたチラシ「異世界落語1 落語がファンタジーに!」
落語の公演も博多座では 活発におこなわれていて、おそらく上方演芸のつながりで 漫才のネタをしたのだろう。
彼らの漫才も ファンタジーかも知れない。
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博多座 蔦屋 まとめ
- 博多屋蔦屋は 博多座と九州TUTAYAによるコラボレーション企画ショップ
- 博多座の感動を そのまま土産として 家に持ち帰れる店がコンセプト
- 博多座蔦屋は 歌舞伎関連の本、グッズが基本的に売られている
- 博多座で現在公開中の演目に合わせて販売内容を変えている
- 宝塚関連のグッズや 民芸品の販売もあり
- 蔦屋オリジナルのトートバックの販売もあり
- 入場は もちろん無料
- 博多座で気になる演目 出演者がいれば 蔦屋をのぞいてみよう
博多座 蔦屋
福岡県福岡市博多区下川端町2 福岡県福岡市博多区下川端町2−1
博多座1F 博多座正面入り口に向かって左手側
TEL:092−263−5555
運が良ければ、博多座 出演者に会えるかもしれない。