世界一の朝食、パンケーキの店。bills(ビルズ)が福岡にできた。 その世界展開は シドニー発、ロンドン、東京、ホノルル、ソウル、そして ついに九州 福岡に 初お目みえとのこと。 その場所は 先の記事で 紹介した福岡の西中洲にできたシップスガーデンの1階だ。
先日は、シップスガーデンの説明と
2階の中華 星期菜 NOODLE&CHINOIS(セイケイツァイヌードルアンドシノワ) を紹介したが、今回はその1階の部分になる。
こちらの画像では そのシップスガーデンの船の先端を構成するBills(ビルズ)の1階。さらに2階と3階の展望デッキも確認できる。
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ビルズの朝食をニューヨークタイムズ紙が絶賛
このBillsは 世界中の有名グルメ系雑誌が とりあげるだけでなく、ニューヨークタイムスまでが特集し、べた褒めした「オーガニックスクランブルエッグ」をメニューにもつ。これが まさにビルズの代名詞となる世界一の朝食といわれるものだ。
そして、レオナルド・ディカプリオが映画の撮影時に通うほど気に入り 嵌まってしまった「リコッタパンケーキ」…と 人気メニューが目白押しとなる。
世界一の朝食は、何時まで食べられるのか?
今日の第一の目的は、世界一の朝食を食べること。しかし、一つ不安な要素として、その世界一の朝食を 昼ごろまで食べることが可能なのか ということ。
もしかすると ランチメニューなどに切り替わり、時間によって食べられないのでは?という疑問があった。 とりあえず午前中に着けば何とかなるだろうと 大急ぎで店に向かった。
Billsの前に長蛇の列... その待ち時間は?
否が応でも期待が高まる。 店の前には、やはり行列が。
スタッフの方が 手際よく 「12時15分に、来ていただけますか?」とのこと、35分〜40分ほどの待ち時間だ。 それは想定内だった。
シップスガーデンの上のデッキで 待つ手もあるだろうが、暑かったので、向かいの西鉄イン福岡が入る毎日新聞会館の1階のウォーターサイト.オットーでお茶をのんで ゆっくり待つことにした。 因みに その店内は、こんな感じで このウォーターサイト.オットーは 老舗ながら 綺麗で雰囲気がいい。眺めも那珂川を挟んで、こんな感じでシップスガーデンのビルズが一望できる。
さらに ビルズのほうへ寄って 注目すると、こんな様子
こちらの 入り口 付近は、陽が当たるためか、行列の先頭は、日陰側(明治通り寄)に移され 待っている間を、少しでも しのぎやすくしている。混雑を少しでも避けるため 、次の順番に 近い人だけが こちらで待機している様だ。
予約 整理券入らずで入店
丁度いい感じで 時間が過ごせた。 先ほどのスタッフの方を見つけて名前を言うと「テラス席ならすぐに用意できます。」とのこと。行列が先ほどと変わらないほどの長さだったので、迷わず「はい。」と返事をした。
つまり、予約番号とか整理券をもらうことなく フルネームを告げ、その予定の時間に行けば 対応してももらえると言うこと。並んでいる人もいるので 気をつかいながらも、スッと店内に案内された。 それでは店内へ 入ってみよう。
ビルズ店内の様子は
店の中に入ると、活気ある厨房と 清潔でお洒落な店内。 入ってすぐは、こんな感じ。天井には 太くて長いダクトの様なものがとおり、壁の白に統一されていて 広い空間を感じることができる。
カウンターからは、色とりどりの料理が、今まさに 運ばれようとしている。 店の東側、先ほどの那珂川よりの壁一面は、
ヨーロッパの図書館の様に、洋書が 整然と 並べられている。
コップと水、皿 パンケーキ用のハチミツなどをフォローするコーナーだろうか。ゴールドに優しく輝いている。
シップスガーデンは、三角形のショートケーキ型をしているが、その先端になる奥の部分は こんな感じで、ここにもレジが独立してある様だ。
それぞれの壁には、さまざまなアートな装飾がある。 これは 葉が、イラストの切り抜きのような面白い植物だ。他にも いろいろ 紹介したいが、待っている人も沢山いるので、テラス席に移動することにしよう。
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テラス席の景色は
ほんのり薄暗い店内から テラスに出ると、ぱっと視界が開ける。 向かって右手が 中洲側で、その反対の方を向くと 天井から下がったグリーンが 天然の風鈴のようにゆれていた。
その シップスガーデンの最先端側がこんな感じで 海に向かってそり出して、
「わぁー テンションが上がる。」隣りに来たカップルが 嬉しそうにはしゃいでいる。 さっそくメニュー表を出してもらった。とりあえず アイスコーヒーを。
しかし 風が強くて メニューが飛ばされてしまいそうだ。
メニューの撮影は 断念して、
ひとまず、珈琲を飲んで 休憩としよう。
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世界一の朝食は?
先に 紹介した オーガニックスクラブルエッグ は、世界一の卵料理ともいわれるようで ボリュームもあり2人で、シェアしてもいいぐらいです。と店員さんもおすすめ。どうやら、昼の12時を過ぎても 食べることができそうだ。
ついに でてきた オーガニックスクラブルエッグ。 オーガニックスクランブルエッグ/トースト ¥1200(外税) これが 世界一の朝食だ。 ふわふわのスクランブルエッグに胡椒や塩をかけて味をしめる。そして、濃厚なシリアルの様なパリッとした食感のトーストが、一瞬にして 口の中で弾ける。
このオーガニックスクランブルエッグを、ホークとナイフで 洋食のように食べようとするとトーストの素材に弾力がある為、なかなかホークで切り分けることができず焦ってしまうかもしれない。
オーガニックスクランブルエッグのスマートな食べ方
そこでMASATOM的に、最も美味しくスマートな食べ方を紹介しよう、それは、
- トーストを好みの大きさにホークで切って 手に取る(ちぎってもいいかも)。
- スクランブルエッグを、ホークとナイフで切り分けてバンズにのせるか、バンズで直接すくって 食べると スマートで尚且つ さらに美味しくなる。
- また お好みであるが、下の写真のの様に トーストをパカッと開いて 先にバーターをトーストにぬり広げておくのも一つの手だろう。そうすることで最後の一片までバターの風合いを楽しみ尽くすことができる。
あとはバンズを手にとって、スクランブルエッグをすくうように食べてしまおう。スクランブルエッグにはソルトか胡椒を掛けて 食べ比べるのも一興。
この美味しさを なんと表現したらいいのだろう。そのコメントも思い付かないほどだ。後から確認したらオーガニックスクラブルエッグは終日食べることができるとのこと。焦る必要はなかったことを知る。
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ことろでテラス席は暑くないの?
今日は晴天で 気温は34℃。iPhoneの天気を見ると体感気温は42℃、風速 5m/s北北西 それに驚くことなかれ。 テラス席は、体感で思うに28度 くらい、汗ばむことなく、心地よい風で涼んでいる感じだ。
周りに座っている人も気持ちいいと言っていて 暑がる風な人もなさそう。 流れる音楽がまたいい。「Portrait」Josephineが 川面にわたり爽やかだ。
Billsの人気メニューを制覇。世界一のパンケーキは
これで お腹一杯には、ならなかったので リコッタパンケーキを追加で頼んだ。パンケーキ は焼くのに30分かかるとのこと。時間がゆるすならOKだろう。ハリウッドスターご用達のパンケーキも食べてみよう。
リコッタチーズをベースに 生地が作られ、ハニーコームバターはハチの巣を細かく砕いて練り込んでおり、何もかけなくても甘みがあるとのこと。 店員さんが メニューの解説を 分かりやすくしてくれる。
スクランブルエッグを頼む時一緒にたのめば、いい具合に時間差で 出てきたであろうことに、後から気付いて 少し後悔。 それでも 待つこと20分くらいで、予定より早く用意してくれた。 リコッタパンケーキ/フレッシュバナナ、ハニーコームバター ¥ 1,400(外税) これが噂のリコッタパンケーキ。すごいボリューム、1枚が厚く さらに3段重ねだ。
上にのった丸いチーズの塊のようなのがハニーコームバター。このバターは栄養価も高く、シドニーの同業者が嫉妬する美味しいと噂されているのは有名な話。
重なった下の段にもハニーコームバターが のっているのが見える。 バナナが左右に1本づつ豪快に添えて、その上からパウダーシュガーが雪のようにふんわりかけられている。 見てると みるみるうちに 溶け出してくる ハニーコームバターに食欲がそそられずにはいられない。
一枚はプレーンで、二枚目にハチミツさらにかけて食べ比べをしてみた。深みのある甘みのハニーコームバターのみ、ハチミツのトッピングを さらにプラスすると一般のパンケーキに近くなるイメージか。 時々キャラメルの素のような 弾力の強い具材が、パンケーキの柔らかい味へ アクセントを効かせている。
また これだけのボリュームだと、リコッタパンケーキだけで ランチを完結できるかも。 入店前は、キャッチフレーズが「世界の」と付くだけで お高くとまった店かと敷居が高く感じていたが、実際は まったくそんなことはない。 キャストの方がとても フレンドリーで、大変くつろげた。
お腹一杯になりましたか?と店員さんが柔かに、カジュアルに話しかけてくれる。「来てよかったです。」と。
Bills福岡 テラス席の1日と そよ風
テラス席は、風がない暑い日は、さすがにきついらしい。今日は、iPhoneの天気アプリで風速5メートル毎秒、それでも このBillsのテラスでは風が強いほうだという。川の上では、風の流れが特異なのかも知れない。
以前ゲリラ豪雨があった日には、熱風が吹いて テラス席のお客さんが 一次店内へ撤収されたことも、あったらしい。そんな話をさらりと、フランクにできるお店なのである。 午前中は、涼しく実に快適。テラスがとても人気な様だ。昼の2時過ぎから、風がない日は暑くなる。この水上公園は、風が普通の日(5m/s)でも やや強くふくようなのでこの辺りがギリギリでOKだろうか。是非 これを目安にして欲しい。
西側の反対側のテラス席はこんな感じだ。こちらは 夏だと 正午過ぎると少し暑いかもしれない。 明治通りがより近くに見えて 川も流るる... 秋春は特等席になるだろう。
レジが数カ所に分かれてあり、会計は 席を立つことなくテーブルで済ませることができる。これは、荷物で手がふさがる時などは 非常にありがたいサービスだ。 このトレーにのって おつりが返される。
「意外に風があるね。そよ風だよ。」と新しくきたお客さんの弁。因みに、コンタクトをしている人は 風で目が乾燥するかも、そんな人は 少し待っても店内の方がいいのかも知れない。 もし コンタクトの心配がなければ、満席時にかかわらず テラス席を、是非 ためして欲しい。実は、海と川を感じながら 時々 こんな景色のサプライズも愉しめる。
これは 20人乗ぐらいの観光船で、笑顔の船長が大きく手をふってくれた。博多湾クルーズでもするのだろうか。
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Bills福岡 シップスガーデン まとめ
- ビルズはオーストラリアはシドニー発の世界一の朝食といわれる店
- ニューヨークタイムズ紙も絶賛
- オーガニックスクラブルエッグ は、世界一の卵料理といわれる
- オーガニックスクラブルエッグは 終日食べることができる
- 行列はあっても予約(その場でキャストの方に名前を言う)しておいて、その時間に戻ればよい
- 食事を店内に こだわる場合は、そこで待つ可能性もあり
- リコッタパンケーキはビルズの人気看板メニュー
- パンケーキ3枚でボリュームあり。シェアして食べることも店員さんからのお勧め
- 人気メニュー リコッタパンケーキ 値段 ¥1,400(外税)
- オーガニックスクランブルエッグ/トースト 値段 ¥1,200(外税)
- アイスコーヒー ¥ 600(外税)
- 店内はアートなオブジェが沢山あり その中でスマートに食事ができる
- 少々の風なら気にしない人は、テラス席がおすすめ
- テラス席で、シップスガーデンの天然のアトラクションを楽しもう
- 会計はキャストの方へ言って テーブルを立つことなく済ませる方式。会計で並ぶ必要はない
bills福岡
福岡県福岡市中央区中央区西中洲13-1
水上公園内 シップスガーデン 1F
電話 092-733-2555
営業時間 開店 8:30〜23:00まで
定休日なし 全席116席 内分「店内64席 テラス席52人分」
ラストオーダーフードは22:00、ドリンクは22:30
全面禁煙 子供連れOK
ペット同伴 テラス席のみ入場可(1組様1匹まで)

窓越しから見えるbillsのキッチンと、その様子に見入る行列の人たち。
2時半を過ぎた頃の Billsの外の 行列の長さは、入った時の2倍ほどになっていた。ビルズでは 現在のところ 電話予約等は受付ていないとのこと。
当日その場で予約(スタッフに名前を告げて 指定された時刻に行くこと)するか、並ぶしかないようだ。
追加記事: ビルズ福岡に行列。いつなら座れる?を読む