コッペパンを作って半世紀以上、創業昭和二十三年の唐人ベーカリーの新店が 博多阪急に出店している。その店の名は「コココッペ」。
今日は オリジナリティ溢れるこちらの店を紹介したい。
コココッペとは?
コココッペは、昭和の懐かしいコッペパンだけをひたすら作りつづける、コッペパン専門のパン屋さんになる。そのルーツは、福岡は唐人町商店街の一角の店「ポエム」に端を発する。
その 焼きたてのコッペパンで 注文を受けてから 好みの具材を入れてくれるトッピングサービスが大人気なのだ。
博多阪急の地下食品街でひときは元気なかけ声とともに、店の看板が目に飛び込んでくる。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コココッペのメニューと値段は?
あまりにもバリエーションの多さに、メニューを一度持ち帰って 考えたくなるかもしれないが、そんな人のために 小さなサイズのメニュー表が 店頭で配布されている。それが、こちらだ。
コッペには 大きく4つのラインナップがあり、おやつコッペ とスイーツコッペ、おかずコッペ、あげぱん に分けられる。おやつコッペは、自由にトッピングが可能だ。その4つのラインナップのメニューと そのトッピングをざっと紹介すると、
おやつコッペ
十勝あんマーガリン 195円(税込)
(特定原材料/小麦 乳 大豆)
リッチカスタード 216円(税込)
(特定原材料/小麦 乳 卵 大豆 ゼラチン)
あまおう苺ジャムマーガリン 216円(税込)
(小麦 乳 卵 大豆)
果肉たっぷりマンゴークリーム 216円(税込)
(小麦 乳 卵 大)
イタリアンレモンクリーム 216円(税込)
(小麦 乳 卵 大豆)
八女抹茶クリーム 216円(税込)
(小麦 乳 大豆 りんご)
珈琲あんホイップ 238円(税込)
(小麦 乳 大豆)
キャラメルホイップ 238円(税込)
(小麦 乳 卵 大豆 ゼラチン)
大粒ピーナツクリーム 238円(税込)
(小麦 乳 大豆 落花生)
マーマレードクリームチーズ 260円(税込)
(小麦 乳 大豆 オレンジ りんご)
スイーツコッペ
はちみつクリームチーズ 260円(税込)
(小麦 乳 大豆 りんご)
金チョコ 270円(税込)
(小麦 乳 卵 大豆)
銀チョコ 270円(税込)
(小麦 乳 卵 大豆)
フルーツコッペいちご 324円(税込)
(小麦 乳 卵 大豆)
フルーツコッペみかん 324円(税込)
(小麦 乳 卵 大豆) 以上()内は特定原材料
おかずコッペ
北海道ポテトサラダ 238円(税込)
たまごサラダ 238円(税込)
ツナサラダ 238円(税込)
明太ポテト 260円(税込)
アンチョビポテト 260円(税込)
コンビーフポテト 303円(税込)
厚焼きたまご 324円(税込)
厚切りカツコッペ 432円(税込)

画像元:コココッペ Facebook
あげぱん
あげコッペ(プレーン)162円(税込)
あげコッペ(きな粉)162円(税込)

画像元:コココッペ Facebook
ドリンクメニュー
デーリィーふくおか牛乳 108円(税込)
デーリィーコーヒー 108円(税込)
デーリィーヨーグルッペ 108円(税込)
トッピング(おやつコッペ)
54円(税込)で、マーガリン、キャラメル、ホイップクリーム。
87円(税込)で、あんこ、珈琲あん、クリームチーズ、はちみつ、あまおう苺ジャム、マーマレードジャム。
108円(税込)で、八女抹茶クリーム、カスタード、イタリアンレモン、マンゴークリーム、大粒ピーナツ の以上 がトッピングとして選択できる。
トッピングを絡めると、相当なバリエーションを楽しめることになる。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
銀チョコと金チョコの違いって?
コココッペの銀チョコと 金チョコの違いを聞いてみると、銀チョコ は、地元福岡県産米粉から作られたココアスポンジ生地に、チョコカスタードが挟んであり
金チョコは、同生地で ヴァニラビーンズが入ったカスタードを挟んでいる、とのこと。
その包装の袋の金と銀が、まぶし過ぎて写真がとれない...。
スタッフのおすすめは
スタッフから おすすめが書いてある。それは、
- 位 コーヒーあんホイップ + キャラメル ⇒ キャラメルマキアート風
- 位 抹茶クリーム + 珈琲あん ⇒ 宇治金時風
- 位 あまおう苺ジャム + 珈琲あん ⇒ いちご大福風
★ビックリおためし 大粒ピーナツクリーム + あまおう苺ジャム
そのまま書いていると、どれも美味しそうで試してみたくなった。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
期間限定 コッペもある
夏限定の 涼ラムネあん。 それにホイップをくわえた、涼ラムネあんホイップ。
さらに、この コーラバージョンもあるようだ。

画像元:コココッペ Facebook
写真は、涼味ラムネあんホイップ と涼味コーラあんホイップ。¥ 238(税込)
コココッペの店内の作業の様子
注文すると トッピングの作業が 職人さんの手で素早く行われる。
トッピングはあまおう苺ジャムが人気だそう。
トッピングを重ねることもできるようだ。
八女抹茶クリーム、果汁たっぷりマンゴークリーム 珈琲あん なども注文が多いみたいで、どんどん減っていく。
ホイップクリームも ケーキみたいに ここで乗せられる。
今作っているのは、おすすめNo.1のコーヒーあんホイップ + キャラメルだろうか?...。
あげコッペ
昭和の懐かしいさを感じるシンプルな揚げパン。こちらも お店で揚げてますとのこと。
この、「プレーン」が定番で人気なのだろう。¥ 162(税込)。そのドーナツシュガーが表面で薄く溶けて光沢をなしている様に見える。
そして 一個づつ 丁寧に紙袋につめられる。また ふくろのデザインがレトロでいい。
その「きな粉」味には「コココッペ」のシールが貼られ、

画像元:コココッペ Facebook
プレーンと同じ値段、¥ 162で買うことができる。さらに
3時過ぎには売り切れていた 厚切りカツコッペ。

厚切りカツコッペ 出典 :コココッペFacebook
厚みのあるジューシーなカツが 柔らかくて大人気だ。
コココッペ 博多 まとめ
- 博多阪急に1号店としてオープン
- 現在のところ博多阪急1店のみで 大盛況だ
- その場で コッペパンに 好みの具材を挟んでくれる
- メニュー数が非常に多く 具材の組み合わせで 幾通りもの味が楽しめる
- おすすめメニュー1位は、コーヒーあんホイップ + キャラメル 292円(税込)
- イートインスペースで 店内でも飲食可
- 厚切りカツコッペ 432円(税込)は人気メニュー
- 厚切りカツコッペは夕方には売り切れる可能性があるので 遅くとも昼過ぎには訪れたい

左手のカウンターが、コココッペ店内のイートインスペースになる。
コココッペ
営業時間:10:00〜21:00
092-419-5160
https://www.facebook.com/cococoppe/
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1
博多阪急B1
昭和レトロな給食の味、コッペパンを オリジナルのトッピングで現代的に解釈するコココッペ。その「ココ」の名は、ココシャネルへの憧憬に起因したものなのだろうか。
ここのコッペを味わいながら、 そんな歴史をタイムトリップするのもいいだろう。