すべての手記 福岡の軽食喫茶

福岡ひよこビルの喫茶店 かやしな カフェ

ひよこと言えば、東京のおみやげと思っている人もいるかも知れなしいが、実はそうではない。先日 博多の人気土産の記事でもふれたが、この“ひよこ”は 福岡が本家本元のお菓子である。福岡で1度 人気に火が付き、それから東京に進出して 2次的に全国的ブレークをした経緯をもつ。そのため、東京の土産の印象があるみたいだ。

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その会社 ひよこ本舗吉野堂が、100周年を迎えて その節目に 地元福岡に作ったのが、このひよこビルになる。


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ひよこビル フラウ・アツコ かやしな(Frau Atsuko Kayashina) に入ってみよう

そのビルは ひよこギャラリーという個展が開かれるコーナーを3階に持ち、2階にはカフェ、1階にはショップが入っている。そのショップ “フラウ・アツコ かやしな”は 贈答品としても評判のお菓子、特にバームクーヘンが販売のメインになるお洒落な店だ。

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1階正面から入ると こんな感じ。清潔感 溢れる店内。

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ひよこと言えば和菓子のイメージが強いが、 こちらのショップは 決して和に収まらないアート作品のようなお菓子と 展示の仕方をしている。

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こちらがメインのお菓子のバームクーヘンの一つ。バームクーヘン ツゥイーバック

ツゥイーバックとはドイツ語で“二度焼く”という意味があります。
ツゥイーバックになるためのバームクーヘンをカットし、さらにゆっくりと軽く焼き上げました。
バームクーヘンとは違うツゥイーバックが表現する、軽さと風味をお楽しみください。

引用:Frau Atsuko Kayashina公式

この名前から分かる様に、バームクーヘンはドイツが本場のスイーツになる。そして この国のお菓子作りの歴史は長く、奥が深い。

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こちらの商品は、侘び(わび・パウンドケーキ)、とても柔らかい ミニトースト型スイーツ。hiy014

掬び(むすび・ポルボロン)、

むすびと この漢字を読める人が何人いるだろうか。高級砂糖「和三盆糖」を贅沢に使用した和洋折衷なお菓子で、なんと こちらのきなこは マカダミアナッツを、紫色の紫芋は 煎り胡麻を使用している。

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この右側の半ドーム型のお菓子は、ツゥイーバック。こちらは「しっかりとした食感で濃厚な」みつゆき と「シュワッと口のなかで溶ける」あわゆき。その 左に見えるのはレッブーヘン、このお菓子にはこんな逸話があるそうだ。

ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家の壁がレッブクーヘンだった、と聞くとちょっとわくわくします。たっぷりの蜂蜜が作り出すしっとりした口当たりに、シナモン・クローブス・カルダモン・コリアンダー・アニス・ジンジャー・ナツメグの7種類が重なりあった、爽やかで甘く、スパイシーで力強い芳香がたちまち広がります。

引用:Frau Atsuko Kayashina公式

童話の世界にも登場したお菓子を 時空を超えて 味わえるなんて、とても素敵だと思う。

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マルメラーデ、は一番旬な時期の果実を取り込んだ贅沢なジャムのよう。あまおう、いちじく、ブルーベリー、ラズベリーの味がある。

 

Frau Atsuko Kayashinaのギフト

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奥の方はギフトのセットが並ぶコーナーもある。ショップのディスプレイのスリットから見える、天神の街を歩く人達がクールだ。

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その陳列棚には、ギフト類も多彩にあるぞ。

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しなやかギフト

人気のラインナップが一通り揃うギフトセット。しなやかギフト¥5,394(税込)。はオススメの商品だ。

それでは2階のひよこのカフェへ上がってみよう。

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アプローチは階段でも エレベーターでももちろんOK。階段には3階のひよこギャラリー天神「秋の常設展」の案内が。

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ひよこカフェ = かやしな カフェ

店名フラウ・アツコ・かやしなは、Frau(フラウ)はドイツ語でマダムを意味し、そして、ひよこの石坂淳子社長の名前、さらに「かやしな」という聞き慣れないフレーズがつく。一瞬 外国語かと思ったが、どうも そうではないらしい。

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かやしなは、社長がこだわりを持つ養生菓子を意味するということ。そこで 漢文の様に、菓子の「か」、養の「やしな」と読み、それを FrauAtsukoの世界感の代名詞として、表したのではないかと。これは あくまで私の予想ではあるが…。

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そのカフェの店内に入ると、

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カウンター席が面白い配置をしているのに気付く。しかもカウンターの前が 厨房とかでもないのに、何故だか ガラスの仕切りがされているのだ。
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気になったので、そのガラスの窓を覗いてみると

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1階のケーキやバームクーヘンのショーケースが逆吹き抜けの様になっていて、頭上から 店員さんが 行き来する様子を見ることができるのだ。

お客さんが商品を決めて 店員さんがそれに対応する一部始終を眺めることができる。これを お菓子屋さんになりたい子供が見たら、夢見心地になるだろう。

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なかなかこんな光景はお目にかかれない。楽しい景色だ。衛生面にも気を使っており、カウンターの上前にもガラスが張られている。

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そして 反対の窓側の席に座ると、

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新天町、パルコ新館方面が見え、

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すこし向きを変えると、西鉄天神駅のコンコースを 行き交う人達が見える。

かやしな カフェのメニュー

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メニューはこんな感じで、かやしな バームクーヘン&プリュレ756円。かやしなバームクーヘン ナチュラルとカナダ産のメープルシロップを贅沢に使ったプリュレ。さらに 濃厚バター風味のクラッシックも756円 等々。hiy040

フルーツたっぷりバームクーヘンは886円。

こちらのメニューで、1階のお菓子やひよこのバリエーションを試せるのかと思いきや、完全にお土産のひよことは別の かやしなカフェ オリジナルの物になっていた。

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おすすめされた、こちらの右、本日焼きナチュラルバームクーヘン(生クリーム付き)の単品に、

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珈琲を頼んでみた。珈琲はラ・ペルラ(意味は真珠)、ブラジル、グァテマラ原産の豆。ブラジルのドライフルーツのような甘みが加わる、柑橘系の爽やかな味の一級品だ。

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そして 出てきた 焼きたてのバームクーヘン。こんな感じで、しっとりと甘い。きめ細かくてフワフワ、とても柔らかかった。オススメどおり生クリームをつけて食べさせていただいた。

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会計は伝票を持って1Fにおり、ショップのお客さんと同様に 1階のレジで会計をする。

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このカウンターが 先ほど 2階のカフェの席から見えた下の景色。今まで見ていたお菓子の世界に 今度は自分が入る番だ。

この場所は天神の一等地であるからして、地元の人も 観光の人も 活発な出入りがある。聞こえてくる会話からリピータ客も多そうだ。

ひよこビルとフラウ・アツコ・かやしな カフェ(FrauAtsukoKayashina)まとめ

  • ひよこビルは100周年を記念して建てられた
  • ひよこギャラリーは新しい福岡の情報発信地
  • 1階のショップは彩りも鮮やかなKayashinaワールド
  • 2階かやしな カフェはゆったりとした空間 都心にありながら その喧噪をわすれさせてくれる穏やかな雰囲気
  • 店員さんの初めて来るお客さんへの対応が丁寧で素晴らしい


店名:フラウ・アツコ・かやしな カフェ(FrauAtsukoKayashina)
住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目10 福岡県福岡市中央区天神2-10-15 2F
電話:092−761−0145
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休

都心にありながら ゆっくりと過ごせるのは、この店雰の穏やかな囲気がそうさせるのだろう。年輩のお客さん達は 昔話に話がはずんで止まらない。「今はご褒美の時間だ」と、そして「楽しかった」「今日は来てよかった」と 笑顔で席を立たれた。



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