中川政七商店をご存知だろうか。実にこの店は、日本で300周年というとんでもない老舗の生活雑貨屋で、麻織物をベースとした小物の製造販売から その歴史をスタートしている。
中川政七商店とは
世界的に見ても、ハリスツイードという有名なウールファクトリーが100周年をむかえ、今年はアウトドアーで有名なノースフェイスが50周年になるようだが、それと比べても この中川政七商店の歴史の長さは特筆するべきだと思う。
帆布にプリントしたものだろうか。享保元年と書いてある。デザインも渋い。
現在の中川政七商店の立ち位置は、日本のお洒落雑貨店とでも呼んでいいのだろうか。日本全国の特産品とタイアップしてオリジナルな物作りで、生活雑貨・アパレル・小物などを展開している。
そのため 福岡にもその店があり、そこには博多限定のグッズがおいてあるわけだ。
店頭の大きなガチャガチャ
今日はこちらの店を紹介したい。この店は 博多駅の新幹線乗車口近くのマイイング(博多駅1Fお土産フロアー)内にあるので「博多土産で 食べ物はもういいかな」と思ったら、こちらの店をのぞいてみることはおすすめだ。
その入り口には、こけしを現代的にアレンジしたような大きなガチャガチャがおいてあり、かなり目立っていた。
その大きさは大人の女性の背の高さぐらいある。
そのガチャガチャの景品は、こんな感じの民芸品のようなものが入っている。木製のミニこけしなんかもあるぞ。
看板もご覧のとおり「博多土産あり、よかもんがあるばい☆」ということ。
博多みやげは?
たとえば このにわか明太だるま。
素焼きの4~5cmぐらいのサイズのだるまの中におみくじが入っているようだ。
その愛くるしいだるまの色は、6色もある。
こんな感じで、ダルマに目玉は入ってなくて 自分で入れられる仕様。
さらに、願い事が多い人のために、こんな可愛い各色セットも用意されている。また、
にわかせんぺいのうちわだったり、
明太子をデザインに取り入れたうちわや扇子なんかもある。
また、明太子模様のハンカチやペンケースなど。こちらは人気ナンバーワンの様だ。
博多モチーフの手拭いで、ラーメンを食べる女性などが染め抜かれたもの等 複数パターンがあり。
茶碗や、小皿、箸置きなんかもあったりする。
店内で扱っている、土産物の九州産地マップ。
クール・ジャパングッズも充実
このTシャツなんかも、博多中央街という、この店の住所が入っているところなんて渋い。
そのTシャツと同じプリントモチーフの、日本グッズも沢山ある。手拭いには富士山をモチーフにした手拭いがあり、これも可愛い感じだ。
レジ上の ペンダントライトは 店の象徴である日の出富士になっているところもお洒落だ。ここの博多グッズをきっかけに中川政七商店の歴史に触れてみるのも楽しいだろう。
中川政七商店アミュプラザ博多店
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1 JR博多シティ アミュプラザ博多
092-409-6807
天神の福岡パルコ新館にも同店は入っている。