初詣に福岡の櫛田神社にいってきた。正月も過ぎ、1月4日だったので少しはすいているかと思いきや、
行列が実に長い。最後尾まで回り込もうと歩いて行くと、博多伝統工芸館の前まで来てしまった。
そして、ずっと並ぶこと1時間とすこし、
やっと 境内までたどり着くことができた。
櫛田神社のおみくじ
その途中には、おみくじが多言語で販売されていたりでホッコリさせられる。
その言語は日本語にくわえて 英語、韓国語、中国語、台湾語。一回で50円だ。
順番がやっと、徐々に近づいてくる。
お賽銭を入れてから、拝礼。
その本殿 でのお詣りの様子。
お参りの後、御神酒を大きな杯でいただく人も大勢いた。
櫛田神社本殿内の年頭祈願
また、本堂内では 大きな太鼓が鳴らされ 年頭祈願が厳かにおこなわれていた。
こんな立派な天狗のお面が飾られてあるのは驚きだ。
天狗の面は 特に大きな物が、このように左右に2つあり、天狗頭の上にある鉾の様な物は一段とサイズが大きい。
また、それよりも小さい天狗は、他にも複数壁に掛けられている。
また、天井にもお面や人形の絵が施されていることを初めて知った。
霊泉鶴の井戸
鶴の像の前にある櫛田神社の井戸水。
本殿の地下付近の水脈からわき出ることから不老長寿の水と呼ばれているようだ。かつては3回にわけて飲むと御利益があるといわれていたようだが、現在は、飲むことはひかえるようにと説明書きがしてあった。
夫婦恵比須神社
本殿の横には、夫婦恵比須神社がある。
ひっそりと普段はあまり目立たないこちらの拝殿。
今日はサラリーマンの集団が長い行列をなしていた。男子学生の集団も全部お参りしようと、並んでいる姿が微笑ましい。
試石とは? 豊作祈願から力試しへ
試石(ためし石)が置いてある。
これは、その石を持ち上げると石に名前を刻んでもらうことができる。昔は 農作物のできを占ったりするのに使われたとかで、その長い歴史の中で、相撲の力士が力自慢に担ぐ様になり、意味あいが多少変化していったらしい。
時代を超えて 今は白鳳から、双葉山 そして
千代の富士、
貴乃花、
曙、
朝青龍、の石を発見することができた。
因みに この試し石、正式の重さは分からないが、30〜40Kg以上あるのではとのこと。石なので 人間を担ぐのとは勝手が違い、予想以上に重いのである。
祝ユネスコ無形文化遺産登録
博多祇園山笠、本番追山のスタート地点としても知られる櫛田神社。
川端商店街側の鳥居には、博多祇園山笠のユネスコ無形文化遺産登録を祝う垂れ幕があった。
そこには、大晦日から、元日から三が日のスケジュールも書いてある。
国旗が掲げられた中洲川端商店街側の門。
その入り口そばにある櫛田のやきもちの前にはちょっとした行列があった。
櫛田神社
住所:福岡市博多区上川端町1-41