十日恵比寿神社の正月大祭は、本日初日となった。
午前11頃、その場所に向かおうと、足早に博多区東公園を通り過ぎると
露店が軒をつらね、新品の大皿に、今まさに 焼き鶏の初めの一櫛達が 並べられようとしていた。
準備万端の店もあれば、慌ただしくフライヤーの準備をしている店もある。ソースの芳ばしい匂いが公園一帯に漂っていた。
初日の午前中は、いつもこんな感じなのだろう。十日恵比寿神社のほうから、福笹を持って帰ってくる人達の流れも既にある。
その流れに逆らう様に、ドンドンと露店の間を進んで行くと、途中から 混雑のため先に進めなくなった。ならばと、一旦 福岡県庁側の道路に出ると、参道前には長蛇の行列が、先の道路の景色をふさいでいた。
十日恵比寿神社の行列の最後尾は...
行列があまりにも長いかったので、係の人に尋ねると どうやらそこは福引の行列の最後尾で、お参りだけの場合の最後尾は、もう少し前になるらしい。誘導どおり、前の方に移動すると一気に前のほうまで来ることができた。それにより、名物の福引目当ての人達が、お参りだけの人の5倍以上いることが分かった。
参拝の行列の最後尾に着くとこんな様子。あたりギッシリ人、人、人である。
先日まで 静かだったお札所・おまもり所は、大繁盛。
つい先日の静かな十日恵比寿神社境内の様子はこちら
境内には、恒例の福引のかけ声が威勢良く 響いている。
よく聞いていると「大当たり〜」のあと「こよみ」とか「えびすちゃん」と聞こえてくる。暦は 日めくりカレンダーのようなのだが、「えびすちゃん」は何なのだろうか?
開運御座がおこなわれる開運殿
その後 開運御座が行われる 開運殿を見ることができた。
急ぎ足で 移動する巫女さん、
開運御座の次の会場が整えられている様子。みんな真剣だ。
畳の上のに、様々な陶器の火鉢があるのが、興味深い。
「おおがねもち」とよぶらしい。縁起物なのだろう。かなり大きい。
そして、その隣には ふくやの明太子をもった博多人形が鎮座していた。
すぐ横には、福引授与所があり、
この福引券の隣のお札所で、今日は商売繁盛と家内安全のお札をいただいた。