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櫛田神社の豆まき、2月3日節分大祭の様子は?

2月3日は節分。そこで今日は、博多っ子が愛してやまない櫛田神社の節分祭の様子を紹介しよう。先日紹介した東長寺と 参道をはさんで向かい合う櫛田神社。この神社は世界文化遺産に認定された博多祇園山笠の出発地点としても有名である。

まず  参道のほうから櫛田神社を望むと、逆光の中ひときわ目立つ顔。

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日本一のお多福


そのお櫛田さんの鳥居に、日本一おおきなお多福さんが出現!、


「日本一のおたふくわた」 天保十一年創業 とある。


このお多福さんの口の中をくぐると、その人に福が来るらしい。

そうなると、みんなどんどん入っていく。また日本一のお多福さんの前で記念撮影。みんな自然に笑顔、^^えがおが連鎖する。

実際に その口をくぐってみると予想以上に 口のサイズが小さく、大人なら腰を深く沈めなければ通ることはできない。高さは1m20cmと、ちょっとぐらいだろうか?

その口の中での景色がこれ。今ひとつな絵かもしれないが、その先には櫛田神社の本殿がちらりとみえる。

そこで振り返って 鳥居のお多福さんの反対側と天井を見上げると


こんな感じだ。

天井には風水なのだろうか?東西南北と、十二支が描かれているように見えた。その配色の妙をぜひ味わいたい。

壁には金色の家紋がしっかりと。

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櫛田神社の清道


普段は神聖な櫛田神社「清道」も今日ばかりはいつもと様子が違う。

屋台が軒を連ねているのだ。

樹齢1000年以上といわれる櫛田の銀杏の木も、今日ばかりはオーラが控え目にみえる。

その奥に見えるは、巨大な豆をいれる枡(ます)だろうか?近づいてみよう。

ずっと、ずっと 近くに行ってみると、

確かにデカい。対角線で高さは3mはあるだろうか。これは、まさかヒノキ製?

その枡の底には「福」の文字が丸く円満に画かれていた。

その枡の左右に控えるは、まさに威風堂々 博多人形師の作品だろう。

そのさらに奥の境内には、無形民族文化財となった博多祇園山笠の飾り山がそびえている。

境内に流れる実況の地元TV局のアナウンサーの話によると、例年は12~13回、豆をまくらしいが、今年は15回はまくとのこと。

次に豆をまく時刻が、紅白の垂れ幕の上に書き示されていた。

櫛田神社の豆まき

もう、豆まきが始まりそうだ。

祭好きな博多の着物の人も 思わずかけ出さずにはいられない。

豆まきスタートとその様子

そして、豆まきが 威勢良くはじまった。

一度にまかれる豆が多い。まさに大盤振る舞いだ。

歓声がすごい。

お客さんもみんな楽しくエキサイト! 外国の方も多く参加されていて、たくさん豆を獲れた人は意気揚々、満足気だ。まかれた金色の袋の中には、豆とお菓子が入っているみたい。

いわいめでた」をみんなで歌い「 博多手一本(はかたていっぽん)」で1回分の豆まきは終了となった。

例年の豆まきの記念写真。毎年、著名な方が参加してイベントに華を添えている模様。ちなみに 今年は震災復興のお礼にということで くまもんがゲストで午前中に来て 豆まきしていたそうだ。

櫛田神社の帰り道

帰りは、川端商店街側を通ってみた。

櫛田のやきもちが今日も人気だ。

そこの鳥居にもお多福さんがいるのには少々驚いた。表情は、こちらのほうが目が開いていて ユーモラスだ。サイズもちょと小ぶりに感じるが、さあ どうだろう...。

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