Kindleを購入して まず最低限しなくてはいけないこと、それはウイルス対策ソフトをインストールすることだろう。
本体で、Kindle本をサーバーからダウンロードするだけならウイルス対策をしなくてもいいかもしれない。
しかし kindleには、Amazon純正でSilk(シルク)という検索アプリがはじめから入っていて、インターネットの閲覧もそちらで普通にすることができるのだ。
それならば、kindleもウイルス対策が必要だろう。これは当初の予定になかったので ちょと面食らった感じがする。
ウイルス対策ソフトをインストールしよう
面倒なことは先にやっておこうということで、早速 ウイルス対策ソフトをインストールすることにした。
Amazonのアプリストアをタップして、ストアの中に入ろう。こんな感じのインターフェース。なかな見やすくていいのではないか...。
この検索窓に「う」と一文字 入れただけで こんな感じで、「ウイルス対策ソフト」「ウイルス対策無料」「ウイルスバスターモバイル」などがサジェストメニューに表示されている。多くの人が kindleのアプリストアで「ウイルス対策アプリ」で検索しているということだろう。
Kindle Fireにウイルスバスターモバイルが大手で唯一対応
「ウイルス対策ソフト」をタップすると、この様に 無料ダウンロードのウイルス対策ソフトが意外とあるのが分かる。サジェストメニューの一番上に表示されているし まあ間違いないだろう。
また、海外のソフトで「Avast! Mobile Security」、「AVG AntiVirus Free」というのもあるようだ。それらは、Kindleインストール時に 希に問題があったようだが、概ね評価はいいようだ。また McAfeeは、PC版のソフトが若干重かった体験もしているので、
ここは 現在パソコンでも使っているウイルスバスターを選択することにした。やはり日本製で、なおかつメジャーなので安心感が多少違う。
ところで ウイルスバスターも種類があると思うが、ここでは、「ウイルスバスターモバイル」しか表示されていない。どうやらkindle専用は、これのみになるようだ。
ウイルスバスタークラウドと ウイルスバスタークラウド2012
わたしはトレンドマイクロ社の「ウイルスバスタークラウド2012」を以前から使用しており、それを更新を繰り返すうちに、今は「ウイルスバスタークラウド」(年号が付かない)と製品名が変わっているようだ。
現在の「ウイルスバスタークラウド」は一つの契約で、3台のパソコンまで保護の対象となるとのこと。現在 わたしはMacとWindowsの合わせて2台に使用中である。
この「ウイルスバスタークラウド」が2016年の途中ぐらいから、Kindle端末も公式で保護対応を発表した様だ。
ウイスルバスタークラウドはモバイルを含む!
わかりやすく書くと ウイルスバスタークラウドの一契約で、3台のパソコン(タブレット端末を含む)まで、インストール(保護)が可能である。
その保護されるタブレットの中に、Kindleが公式に含まれることになったのだ。そして ここが少し分かりにくいのだが、そのウイルスバスタークラウドの「アカウントキー(正確な呼び名は後述)」を使ってKindleにそれをインストールする。
そのインストールの際に、そのソフトは、「ウイルスバスタークラウド」から、「ウイルスバスター モバイル」と呼び名が変わり、アプリとしての扱いになる。
つまり、ウイルスバスタークラウドの3台分の割り当ての中で、「ウイルスバスター モバイル」アプリを必要なタブレット(kindle・およびAndroidスマートフォン)の数だけ振りあてることができるわけだ。
例えば。ウイルスバスタークラウドを、パソコンが1台と kindleが1台(ウイルスバスターモバイル)、そしてAndroid1台(ウイルスバスターモバイル)の合計3台に割り当ててもいいことになる。
タブレット1台分の枠を Kindleに割り当てる
私は、今回のkindleの件で、ウイルスバスターの自分のホームページに久しぶりにパソコンでログインしてみた。 すると、その3台の利用可能枠を、全て使い果たしていることになっていて驚いた。もう 新たに1台も登録ができない状態になっているのである。
そこで、登録端末を よく調べてみると 5~6年以上前に使っていて、今はお蔵入りしているネットブックがウイルスバスタークラウドの一つの枠を使っているのを確認することができた。
このネットブックの割り当てを、ワンクリックで解除して、これで kindleの枠、1つ分が空いたことになる。ラッキーだ。
ウイルスバスターモバイルをkindleにインストールする手順
そこで ウイルスバスターモバイルを端末に入れる方法を紹介しよう。
まず、 Kindleのアプリストアで、まず無料体験版をインストールする。(この手順は必須になる。)
そして、「設定」を選択して、間髪入れず この画面の「購入・有効化」の部分をタップしよう。
ライセンスを持っていない人は無料体験期間がしばらくあると思うので、この状態で すでにkindleはウイルスから保護される状態になる。kindle端末の細かい設定をネット経由でする場合、この状態にとりあえずしてから 設定をおこなうことがおすすめだ。
しばらくの間ウイルスバスターモバイルがkindleを守ってくれることになる。
じっくりとkindleの設定を終えてから、無料の海外ソフト「AVG AntiVirus Free」などへ乗り換えを検討するのも賢い方法だろう。
ウイルスバスターモバイルを、有効化または購入
プルダウンメニューの「トレンドマイクロのアカウントにログインするには、ここをタップしてください。」を そのままタップ。
すると、このように有効化の画面に辿り着く、「アクティべーションキーの入力」をタップしよう。
ライセンス(アクティべーションキー)を持ってない人で、もうウイルスバスターで行こうという人は、1年版か、2年版のライセンスをここで選択することができる。
- 1年版ライセンスで ¥3,065
- 2年版ライセンスで ¥5,637
このような値段になる。(もちろん「アクティべーションキー」があれば無料)
アクティべーションキーの入力
すると、ここで手持ちの 「ウイルスバスタークラウド」がある場合は、それを購入時に発行されたシリアルナンバーである「アクティべーションキー」を打ち込むことになる。複数桁の数字を4箇所に分けて間違わない様に打ち込めば、後は、画面の「OK」を押すだけだ。
(kindle購入時に1年版・2年版のライセンスを先の画面で取得した場合は、その時に発行された 「アクティべーションキー」をここに打ち込むことになる)
すると、こちらの画面が表示される。これで、一気にウイルスバスターモバイルの有料版が有効化となった。
お知らせがあります。の ずっと下にある「スキャン開始」をタップ。
kindleのウイスルのスキャンがはじまった。しばらく待ってみよう。
ほんの何分もかからなかったと思う。「セキュリティの脅威はありません」と表示された。ダウンロードしたアプリが、ウイルスバスターモバイルが第一号なので、当然と言えばどうぜんだが。
あっという間に、かなり安心を手に入することができた。
kindleのSilkでインターネットを楽しめる
これでKindleの純正アプリSilk(シルク)を使ってインターネットを心おきなく使える様になる。
まずは試しに Yahoo!を表示させてみた。純正のSilkは、こんな感じで、ベーシックな装い。
なんら iPadとかと遜色ない表示スピード、表示デザインも違和感なく使えそうだ。
kindleアプリの「Yahoo! JAPAN」との違いは?
こちらのYahoo! JAPANアプリを入れて、Silkと その違いを試してみた。(ちなみにGoogleも同様にKindle用の検索アプリがある。)
Yahoo!JAPANアプリだと こんな感じ。文字サイズの設定を、最大にしているので 逆に全体が見づらくなったかも。
しかし PCの情報がすべて詰め込まれてない分、スッキリとして見やすいかも知れない。これでkindleで自由に、kindle本の閲覧と ネット検索ができることになった。
Googleのアプリも Yahoo!JAPANと同様に簡単にインストールでき、ネットの閲覧はサクサクと 快適そのもの。お好みで使い分けも可能だ。
kindle Fire HD8とMacbook Airの大きさを比較してみた
今回は最後に、Kindle Fire HD 8 のサイズ感を、見ていただくために、Macbook Airと並べてみた。
こんな感じになる。右手にあるのがMacbookAir13インチだ。
kindle Fire HD 8インチの純粋な画面の枠の高さが あまりMacbook Airのそれと変わらないのが分かっていただけるだろうか?
このサイズのノートパソコンの画面の情報量(縦サイズだけにはなるが)を、片手で持って 気軽に 閲覧できる楽しさをイメージしていただければ、どのくらいKindleがつかえるモノかが、想像がつくのではないだろうか。
この画面の大きさだけで、どれだけのメリットがあるかを、少しでも感じていただければと思う。
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